学生へのメッセージ

大学院受験を考えるみなさんへ

東京大学 高齢者在宅長期ケア/緩和ケア看護学では、慢性疾患を持つ人や高齢者とその家族への看護について、幅広く研究に取り組んでいます。この領域は多様な専門性があるため、なるべく領域を狭くしすぎずに、学生一人ひとりの興味・関心を基盤とした研究的追及ができるようにしています。教員が現在取り組んでいる研究内容は、別途ご参照ください。

大学院では、自立して日本の看護学を世界に発信できる研究者の育成を目指します。私たちは、次世代を担う研究者として最も大切な点を、看護における研究上の課題を「リサーチクエスチョン」に落とし込むまでの思考だと考えています。何をどのように研究すれば、日本や世界の看護学を発展させ、より質の高い看護実践をあらゆる看護職が実現できるように貢献できるか。その方向性の見極めと具体的な研究までの道筋作りこそが、現在、日本の看護学の発展を期するうえで最も重要だと考えます

次に大事な点を、研究者として他者とつながる力、と考えています。今や看護学の構築と発展は一人でできるものではありません。日本の、世界の看護の発展のために、複数の研究者が慎重な検討のもとに今後の方向性を決定し、相互協力の下で戦略的に看護学を構築すべきだと考えています。更に研究成果は研究者だけではなく、実践の場にいる人、看護専門職以外の人々にも活用可能な形で提示しなければなりません。研究のプロとしてのコミュニケーションを学んでいきたいと思います。

ご自身のキャリアパスを真剣に考え、関心を持たれた方は、どうぞ一度ご連絡をいただけますと幸いです。